【ミッドナイト】手塚治虫著

最寄りの図書館で唯一置いてある漫画本が、手塚治虫さんのものです。
ほとんどの作品を借りて読みました。
漫画ではあるけれど、話の内容がとても深いものばかりで、通勤電車の中でも読んでいたのですが、ラッシュ時の不快さを思わず忘れてしまうくらい集中して読んでしまうような内容です。
たくさんの手塚治虫さんの作品がある中で、お気に入りを一つにしぼることは難しいです。
名作がたくさんあり、映画化されている作品があるのも魅力です。
「ブッダ」や「火の鳥」など、人生哲学書といっても過言ではないというくらい、人の生死を考えさせられる内容のものもあり、図書館に唯一置いてある漫画というのは、とても納得ができます。
近くの図書館にあった中で、とても印象的で読みやすかったのが、「ミッドナイト」という作品です。
元暴走族で営業に必要なライセンスをもっていない深夜にしか走らないタクシー運転手が主人公で、この主人公に関わった人たちのドラマを中心に展開される物語です。
ストーリーが1話読み切り形式なので、短編小説を読んでいるかのような爽快さがあり、どんどんと読み進めていけます。
主人公はドライでありながら、言葉数少ない中にも核心をつくようなドラマ展開で、やはり人生哲学を思わせるような作品です。
メジャーな作品ではありませんが、とてもオススメしたい作品の一つです。